私たちは2020年のほとんどをDIYキャンピングカーの中で過ごし、様々な素晴らしい体験をしてきました！キャンピングカーで旅をすると、都会の喧騒を離れ、日本全国のまだ見ぬ景色に出会うことができます。私たちが思う車中泊の素晴らしさについてのブログはこちらをクリックしてください！
日本で車中泊の旅をするのは大好きですが、もちろん大変なこともたくさんあります！キャンピングカーでの生活は決して楽ではないですし、家やアパートで暮らすのと比べたら当然不便なことが多いです。
今回のブログでは、私たちが日本を旅をする上で感じた、車中泊の難点を紹介していきたいと思います！車中泊全般に言えることと、日本に限ったことの二種類があります。
日本で車中泊をする上での難点：
1. ゴミ捨て
私たちが日本で車中泊をする中で、特に面倒なことの一つがゴミ捨てです！公共のゴミ箱はそこまで多くないですし、ゴミは持ち帰るのが基本なので、捨てるタイミングがなかなか見つからないのが現実です。
日本のリサイクルのルールはとても厳しいので、正しい分別をすることは必要不可欠です。
地域のゴミ収集日にゴミを出すこともできますが、その場合、それぞれのゴミの種類の収集日を把握し、専用のゴミ袋を買わないといけません！新しい地域への移動が多いなら、この方法だとかなり不便です。
よって、車中泊をする人にとって一番良い方法は、キャンプ場、道の駅、ガソリンスタンド、スーパー、コンビニなどのゴミ箱へそれぞれのルールを守ってゴミを捨てることです。ゴミ捨ては私たちが毎日直面する問題なので、いくつかコツを紹介したいと思います：
- ゴミを捨てるチャンスがあれば、逃さないでください！例えば、コンビニでコーヒーを買ったなら、車内で飲み終えるか、水筒に入れて容器を他のゴミと一緒に捨ててしまうなどの工夫をしましょう。
- 車内のゴミ箱は小さめにしましょう。そうすることで、一度に捨てるゴミが多くなりすぎることを防げます。大きなゴミ袋は、家庭ゴミと見間違えられて、コンビニやスーパーで捨てづらくなってしまうかもしれません。
- スーパーで買い物をした後は、出発する前に食材をパッケージから取り出して出たゴミをその場で捨てましょう。例えば鶏肉など冷蔵庫に入れる食材を買ったら、タッパーに移し替えて保管したり、缶ビールを箱買いする時も、段ボールから取り出したりしています。
- お惣菜など、かさばるプラスチックのパッケージを使用している食品は避けましょう。
2. 温泉
車中泊の生活でのお風呂は、温泉に入るのが一番簡単で多くの人が選ぶ方法です。しかし、毎日温泉に行くとなると決して安くはありません。そして、人前で裸にならないといけないので、恥ずかしいと思う人もいるでしょう。
特に、彼女のルースは日本人ではないので人前で裸になる文化がなく、日本の温泉に慣れるまではしばらく時間がかかりました。
日本には素晴らしい温泉がたくさんあって、温泉がある場所はとても綺麗な景色が見られる地域が多いですが時にはお財布と相談しないといけない場合もあります。
3. 移動する際の車内の片付け
バンライフ中の移動は時には大仕事になります。車内は普段自宅の用に使っていますが移動する際は車内は地震以上の揺れが起きます。なので整理整頓がすごい重要になってきます。
例えば、仕事で使うパソコンや電子器具などは机の上に置いておくわけには行きません。きちんと棚に入れてやらなければいけません。いつも車内を整えた状態にしておかないといけない所が家で暮らすのとは違ったバンライフだけの大変な所です。
4. 24時間パートナーと一緒
24時間365日パートナーと過ごすのも楽じゃありません！私たちは狭いスペースの中で一緒に生活し、仕事をしているので、もちろんお互いをイライラさせることもあります。
一緒に車中泊の生活をする中で、やはりコミュニケーションが大事だということを実感しました。さらに、一人がカフェで仕事をするなどの工夫をして、たまにはお互い別々の時間を取るのも良いですね。
5. 電力
私たちはソーラーパネルで車内の電力を供給しているので、太陽が出ていないと電気が使えません！ポータブル充電器を商用電源に繋げることもできますが、その場合キャンプサイトに料金を支払わないといけなくなるので、できるだけ避けています。
二人ともオンラインの仕事をしているので、PCやドローン、カメラや携帯電話を充電するのにかなりたくさんの電力を使います。オンラインで仕事をしなくて良い人にとってはそこまで問題にならないかもしれません。
幸い、日本は晴れが多い気候なのでそうでない国と比べたら問題は少ないかもしれませんが、梅雨の時期などはソーラーパネルからの供給がかなり少なくて苦労しました！
6. 気候
キャンピングカーの中での生活は、ほとんど外の気温の中で生活するようなものです！しっかりした設備のキャンピングカーの場合、最初から暖房や冷房システムが完備されている場合もあります。でも、私たちはDIYでバンをベーシックなキャンピングカーに改造しているので、そのような贅沢はできません！
車中泊での生活の中で、暑かったり寒かったりすることは絶対にあるでしょう！私たちの場合、暑くてムシムシした夏は冷たい飲み物を飲んだり、冷たいシャワーを浴びたり、扇風機を常にかけたりしていました！
車中泊の冬はまだ経験していませんが、必要なカスタムをして寒さ対策をしようと考えています！
7. 高い食材
私たちは基本的に、日本のスーパーの食材は他の国に比べて高く感じています。イギリスでの一週間の食費と比べたら、二倍になるかも！
季節外れの果物や野菜は特に高く感じます。なので、特売の季節の食材を探して、それに合わせた献立を考えることをおすすめします。
食材は高くても、外食はイギリスと比べて格段に安いです！なので、日本にいる時の方が断然外食の機会が多いですね。
8. 高速代
日本では、高速や橋を渡る時に高速代や通行料を払わないといけません。毎月の生活費を考えるとかなり費用はかさみます…
幸い、代わりに通れる道があるので良いのですが、移動距離や時間はかなり長く、信号も多くなっています。景色は高速よりも格段に良いので、時間に余裕がある人は高速道路を避けて移動することをおすすめします！
結論とまとめ
今回は日本での車中泊の難点を共有することで、検討中の人にとってより明確なビジョンを考えるお役に立てたなら嬉しいです！
日本での車中泊の旅は、私たちの人生の中でも最高の経験になっています。なので、車中泊のメリットやポジティブな面が、断然、デメリットやマイナス面を上回っていると感じます！日本の本当の姿を見ることができる車中泊は、長期的な旅でも小旅行でも、絶対の自信を持っておすすめしたいです！
