なんとも早いもので、自作キャンピングカーの旅で47都道府県・制覇を目標にバンライフを始めてから365日以上が経ちました。
当初の予定よりも時間がかかってしまいましたが、その分ゆっくりと人里離れた場所を訪れることができたり、特に気に入った場所に長くいられたりしてとても楽しかったです。
その中で一つ気づいたのが、日本をキャンピングカーで旅する人たちは圧倒的に男性の方が多いということです。
旅先で女性バンライファーから話を聞くと、多くの人が車中泊に躊躇する理由として、衛生面・安全性・快適性への不安を挙げました。
ですが、私(ルース)は日本一周のバンライフをするうちに、女性の車中泊生活で危険や事件に巻き込まれないように、そして、より快適で楽しいものにするためのいくつかのコツに気づきました。今回のブログでは、日本でフルタイムの女性バンライファーとして生活してきた私から、いくつかアドバイスをご紹介します。
私の場合、車中泊を始める前は、いつも自分でネイルをしたりお店に行ったりしていました。バンライフの旅をしながらネイルを維持するには、2つの問題があります。
まず第一に、旅先ではお気に入りのサロンに行けず、自分の希望通りのサービスをリーズナブルに提供してくれる所を探すのに時間がかかるということです。
2つ目は、ネイルが剥げやすいこと。キャンピングカーでの生活は、水汲みやベッドメイキング、電池交換、食器洗いなど、屋外で手を使う仕事が多いです。
そのため、家やマンションに比べてより体に負担がかかる気がします。私の場合バンライフを2週間やってみて、ネイルをすることは厳しかったため、諦めました。今は爪やすりしか持ち歩いていません。
ドライシャンプーは、ヘアスプレーに似た缶に入った粉末の一種です。髪が洗えない時でも、乾かすことによって髪や頭皮を清潔に保つことができます。
私は10代の頃からドライシャンプーを使っていましたが、日本で車中泊の旅を始めてからその便利さに気づき、今ではお気に入りのバンライフグッズのひとつになりました。何種類か試した上で、私の中では「リフレッセ」のドライシャンプーが一番良かったです。
日本でバンライフを始めてから1年間ほどドライヤーを持ち歩いていましたが、結局一度も使うことはありませんでした!
日本で車中泊をするときは、温泉や銭湯でシャワーを浴びることが多いと思いますが、そういった施設には大体ドライヤーがついています。
数分間の使用で10円ほどかかる所もありますが、狭いバンの中でドライヤーが貴重なスペースを占めてしまうよりは、はるかにマシです。
キャンピングカーの旅の中で温泉に行く時には、まず髪を乾かした後に、必ず真っ直ぐになるようにアイロンし、次に温泉に行くまでの間、きれいなストレートヘアーを保てるようにしています。
もちろん、雨が降ったり蒸し暑かったりするとそうはいきませんので、アイロンをかけ直す必要があります。
ヘアアイロンやコテには、「EcoFlow River Pro」や「EcoFlow Delta」のようなポータブル電源が最適です。私たちは、EcoFlowブランドのポータブル電源を愛用しています。多くの機器に同時に電力を供給でき、約1時間でフル充電できるからです。
多くの女子がバンライフを送る上で懸念するのは、生理期間をどう乗り切るかです。私の場合、バンライフを始める前は月経カップを長年使っていました。しかし、個人的に月経カップはバンライフに不向きだと感じています。というのも、月経カップの使用にはシンク付きのトイレが必要ですが、公衆トイレには必ずしもシンクが付いてるわけではないからです。
私個人は、バンライフでの生理中はタンポンの使用が一番合っていました。タンポンは、生理用ナプキンや月経カップに比べて、素早く、簡単に、清潔に使用できると思います。
私たちのYouTube動画をご覧になっている方は、帽子をかぶっている姿をよく目にすると思います。日によっては髪を洗えなくて脂っぽかったり、湿度が高いとストレートが保てなかったりします。そんな時に、帽子は髪を隠すのにとても便利です。さらに、コーディネートが簡単におしゃれにできます。日本でキャンピングカー旅行を考えている方は、ぜひ帽子を用意することをお勧めします。
私たちがバンを改造したときは、日本に無料の公衆トイレがたくさんあると知っていたので、トイレは付けませんでした。私たちは必ずシンク付きのトイレの近くに一晩駐車しています。これで夜中にトイレに行きたくなっても場所がないというストレスから解放されます。
シンクは寝る前や朝の歯磨き・洗顔にも使えます。
フルタイムでのバンライフ中は、スキンケア用のバッグを持ち歩き、朝晩トイレに持っていきます。バンライフを始めたばかりの頃は、使わないアイテムを持ってきてしまうこともありました。今では自分がよく使うアイテムが分かり、スキンケアバッグの中のものはすべて日常的に使っています。
普段使いのバッグを使うと、車中泊をしていると気づかれにくくて良いかもしれません。女性がソロで旅をする場合は特に大事なポイントになってくると思います。
私のスキンケア用バッグの中身:
普段からメイクをしている女性なら、車中泊をするからといって諦める必要はありません!私はバンライフ中でもメイクをしたい派なので、小さなメイクポーチを持ち歩いています。
荷物を減らすには、シンプルな化粧ポーチにして、毎日同じようなメイクをすることがポイントです。印象を変える簡単な方法は、リップやアイシャドウの色を変えることです。
私の化粧ポーチの中身:
日本で車中泊をするなら、温泉に持っていけるバスケットをぜひ用意しておきましょう。
温泉にはシャンプーやコンディショナーが置いてありますが、あまり質が良く無いように感じます。
髪につけたときの感触があまり好きではありませんでした。なので、温泉用に100円ショップで安い詰め替えボトルと石鹸置きを買いました。
私の温泉用バスケットの中身:
今回のブログで紹介したコツやアドバイスが、日本や他国でのバンライフを考えている女性たちの参考になれば幸いです。
一軒家やアパートからキャンピングカーへの生活に移ると、最初は大きな変化に戸惑うかもしれません。ですが、私は上記の習慣で、スキンケアやメイク、ヘアスタイリングや衛生状態を簡単に維持できるようになりました!みなさんが、最高のバンライフを満喫できますように!
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