誰もが一度は憧れる夢のライフ。何でも好きなことでお金が稼げる自由な生活。夢のユーチューバーライフで実際に経験した事良いこと、悪いことを今回は包み隠さず全てお話しようと思います。
まずYouTubeを始めようと思ったきっかけが世界を旅し始めてから9年目。9年間での世界放浪は想像を遥かに超える素晴らしい経験と未知数の知識を知ることができた僕の人生にとってかけがえのない宝物。
しかし、なぜか自分だけが楽しむ自己満足の旅にいつの間にか満足できなくなっていた。そして中米コスタリカ滞在中のとある日、高校卒業以来の友達と久しぶりにテレビ電話をした。
世界放浪中はあまり自分の旅の経験を日本にいる方には話したことなかったので何か不思議な気分だったが友達は興味津々に各国での経験を聞いてくる。この時初めて自分の旅をシェアーする楽しみ、同じ日本人が自分の意見を共感してくれる楽しみを覚えた。そして彼は言った「YouTubeにショウタの旅をシェアーしてみたら?」
SNSなどほぼ使っていなかった僕は「YouTuber」って言葉も知らなかった。
しかし、僕の悪い所なのか良い所なのか何事に対しても1度はやってみたい性格。友達に言われた「YouTubeに動画投稿してみたら?」。いても立っても居られなくオンボロカメラで動画を撮ってみた。
初めての撮影は今でも覚えてる。カメラを自分に向けた瞬間、頭が吹っ飛ぶ。一人で撮影をしていたので何か独り言を返答してくれないカメラに話す感じがめちゃくちゃ難しい。言葉が出ない。そして最終的には言いたいことを考えメモにとり、暗記してカメラの前で話すという今では考えられない方法でなんとか初めての動画撮影完了。
初めての撮影後、家に帰り撮影した動画を見直すと恥ずかしくて人には見せられない程の完成度。簡単に言うと「ロボットが本読みした感じ」。これではダメだとGoogleさんに「YouTube動画の撮影の仕方と検索」。
その時、初めてこの世の中にはYouTuberって人がいるんだっと知った。そして、YouTubeに動画をあげる際には動画編集しないといけないという事も知った。
それから旅中に音楽を聞くことしか使わなかった古いパソコンを開け無料動画編集ソフト「Filmora」をダウンロードした。使い方も全く知らなかった僕は調べに調べ1週間かけてやっと1本の動画を完成した。そして、今考えるとヒドイ完成度の動画だったがYouTubeにアップした。
初めての動画投稿の結果は1週間で視聴回数3回。1人はYouTubeを進めた友達、1人は彼女のルース。もうひとり誰?みたいな感じだったが彼女のルース、友達から面白かったと言われた。
今考えるとロボットが本読みしただけの動画によくお世辞を言ってくれたなぁっと思いますが、もの凄く嬉しかった。この嬉しさがYouTubeを続ける秘訣になるとはこの時は知らなかったが、もっとたくさんの人に世界で経験したことや学んだことをシェアーしたいと強く感じた。
「どうしたらたくさんの人に楽しんでもらえるか?」、「どうしたらたくさんの人に世界をシェアーできるのか?」と考えに考え試行錯誤したが現実は甘くない。
YouTubeを始めてから3ヶ月チャンネル登録者数は約120人。動画は約30本。動画1本の視聴回数は100回数以下。動画1本完成させるまでにかかる時間3日。
正直この時はじめてYouTuberの辛さ、過酷さを知ったような気がする。
動画を作っても作っても見られない動画。辛い日々が続いたが、それでも数人の方から「動画シェアーありがとう」、「面白かった」と言われると嬉しかった。
なぜか動画を通して視聴者さんと繋がれることが次の動画を作ろうと意欲を生み出す。そして、この意欲は次第に旅の方向性も変えた。
今までの旅ではしなかったことや興味がなかったことも視聴者さんにシェアーしたいという意欲から挑戦するようになった。それが何故かただただ楽しく生きがいになっていた。
そしてYouTubeを続けて6ヶ月チャンネル登録者1000人突破。
これまでの道を振り返り思うことはYouTuberという職業は簡単と見られがちだが現実は辛い部分もたくさんあります。特にチャンネル登録者数が少なけれが少ない時期こそ大変。時間&労力は想像を絶します。
これは悪魔で個人の意見ですがもしお金目的でYouTubeを始めていたら絶対に続いていなかったと思う。しかし、こうしてYouTubeを続けられたのもYouTubeが好きだからです。
今回はYouTuberという職業の大変なところがメインになった記事なってしましましがもちろん大変なこと以外にも良い事もたくさんあります。
次回の記事ではYouTuberになってよかった事を書こうと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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