日本でバンライフを楽しんでいると、「お風呂はどうしてるの?」とよく尋ねられます。普通に自宅で暮らしていれば、上水道完備で毎日シャワーを浴びるのが普通です。車中泊でのお風呂をどうしてるのか心配になるのはよく分かります。もちろんバンの中では上水道の水を使うことはできませんが、工夫次第でバンの中で暮らしながらシャワーを浴びることもできます。
日本のバンライフの楽しみの一つが全国どこにでも温泉や銭湯があることです。日本だけの魅力で世界中どこに行ってバンライフを楽しんでも、こんな国はなかなかありません。温泉の料金は600円程度が普通です。温泉のお湯は天然の鉱泉を使っていることが多く体に良いミネラルが豊富に含まれています。温泉にはドライヤーやシャンプー、リンス、ボディーソープなどのアメニティも用意されています。ホテルの中の温泉や景色の良い温泉の入湯料金は割高なこともあります。
銭湯は公衆浴場なので天然の鉱泉ではなくて普通のお湯を使っていることが多いです。市街地や都市部で営業していて料金は400円程度です。昔ながらの銭湯は地元の人でいっぱいなので入るのが少し不安になることもあります。でも車中泊してる人にとって銭湯はとても温泉に
行くよりコスパな入浴方法です。コスパ以外に僕達が銭湯をよく利用する理由に銭湯はタトゥーフリーな場所が多いという事です。運よく今まで日本の銭湯でタトゥーがあるから入らないでと断られた事はないです。1点気をつけなければならない事が銭湯ではシャンプー、ボディーソープ、ドライヤーが用意されていないことがあります。念のため自分の入浴用品を持参しましょう。
サーファーがよく利用する海水浴場には無料のシャワーが利用できるところがあります。ただし冷水でシャンプーやボディソープの使用は禁止されています。冷たい水でも大丈夫ならとってもお得です。
私たちはバンで移動中に道の駅をたくさん尋ねています。道の駅の中にはシャワーを用意しているところもあります。あまり多くはありませんが、私たちも見たことがあります!道の駅の案内所で聞いてみるといいでしょう。
有料のキャンプ場の中にはシャワーを利用できるところもあります。料金がいらない公共のキャンプ場にシャワーの設備はありません。シャワーが使える民間のキャンプ場で宿泊するとその日は温泉や銭湯にお金がかからないので、もしかしたら安上がりになるかもしれません。
お金を節約してバンで旅行したい時にはソーラーポータブルシャワーがとても役に立ちます。大きな水入りのバッグを一日中日差しにあてておくと夕方には暖かくなります。サーフィンの後でウェットスーツの塩分を洗い流すのにサーファーがよく使っています。日差しが強くなかったり温度が低い日は、やかんで沸かしたお湯を加えると気持ちよくシャワーを使えます。
私たちはルーフキャリアにソーラーシャワーを吊るしていますが、樹木などに吊るしても使えます。利用客が多い賑やかなキャンプ場に泊まる場合は、プライバシーを確保するために携帯用の更衣室を使えば(夏に向けて購入を考えています)、シャワーを浴びてから水着に着替えたりもできます。
こちらもバンライフでシャワーを使うためのやり方ですが、私たちは試したことはありません。バンライフでは約900ワット前後の給湯器が人気なようでかなりの電力が必要です。
水のタンクの中に電熱器を入れると希望の温度まで加熱してくれます。amazonで読んだ商品レビューの説明では、水20リットルをシャワーに使える温度まで加熱するのに約30分かかるそうです。
普通は水のタンクに電動シャワーポンプを接続してシャワーを浴びます。電動ポンプはUSBで充電できます。
川や湖で泳いでシャワー代わりにするのがヒッピーシャワーです。川や湖で石鹸やシャンプーを使うのは野生動物や環境に悪影響があるのであまりお勧めしません。でも近くに川や湖があれば、自分だけの天然の水泳プールを楽しむのも悪くありません。
温泉が一番好きですが、毎日だと出費がかさんでとても高くついてしまいます。お金を節約できるポータブルソーラーシャワーも上手に使いましょう。バンの中で生活しながらシャワーを浴びるやり方のアイデア探しに、このブログの記事がお役に立てれば嬉しいです。
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