全国47都道府県の中でも最も小さい県で、人口100万人弱という香川県ですが魅力いっぱいで一見の価値ありです。四国にある4つの県の1つで、大阪や神戸などの主要都市にも簡単にアクセスできます。 数多くの美味しい料理と豊かな歴史が魅力的で、都会の喧噪を離れて過ごすのにも最適です。
私たちは車で香川県内を巡り、「うどん県」として知られる香川の魅力をたっぷりと自分たちのやり方で楽しみました。香川県内はもちろん公共交通機関でも観光できます。でも車で周れば自分の好みのペースで旅を組み立てられるので、もっと楽しく香川の観光スポットを巡り、魅力を体験できますよ。
香川県は600軒を越えるうどん屋さんが軒を連ねる、うどんの故郷として知られています。もちろん私たちと同じくらいのうどん好きの皆さんは、日本一と評判のうどん屋さんを一軒ずつ巡りじっくりと味わってていくだけで最高の香川旅行が楽しめます。うどんはラーメン、そばに次いで日本で3番目に人気のある麺で、香川県発祥のうどんは「讃岐うどん」と呼ばれて親しまれています。
香川滞在中にたくさんの地元の方々にお話を伺い、評判の人気うどん屋さんのリストを作りました。そして、おすすめランキングトップ5に選んだうどん屋さんをで巡る讃岐うどんツアーに出発しました。こちらをクリックして、私たちが実際に訪れたおすすめのうどん屋さんを詳しく紹介したブログ投稿をご覧ください。
香川県の県都高松の中心部にある栗林公園は、日本有数の日本庭園として知られます。ガーデンマニアの私たちは栗林公園の日本庭園の美に感動しました。でも、それほど庭園に興味を持っていなくても、400年の歴史を持つ庭園の安らぎ、静けさ、そして美しさには圧倒されるはずです。 庭園の探索は約2時間ほどかかり、たくさんの地元特産の食品などを販売する土産物店も公園内にあります。
秩父ヶ浜の絶景として有名な夕日を見るなら、晴れた日の干潮の時がおすすめです。日本国内でも有数の壮大な夕日を眺望できる秩父ヶ浜は潮が引くと干潟に水溜まりが残り、ボリビアのあの有名な塩原のような風景を作り出します。海水浴場には無料の駐車場があり車での香川を周遊したにとても便利です。午後5時頃からは、駐車場はたくさんの若者やインスタ映えのツーショットを撮ろうとするカップルで一杯になります。ビーチ沿いには、クールなカフェや、人ごみから離れて静かに休憩できるハンバーガージョイントがあります。
金刀比羅宮は漁業航海など様々なご利益がある神様を祀る美しい神社で、ちょっと登るのが大変な785段の石段の上に御本宮が鎮座します。全国的に見ても高名な神社で、毎日何百人もの人々が参詣に訪れます。30分から45分はかかる785段の石段を登り切ると御本宮にたどり着きます。人里離れた場所にあり、登るだけでも大変です。昔の人々は自分たちでお参りをする代わりに、犬をお参りに行かせたというので境内には犬の像がたくさんあります。そして更に苦行を続けて合計1368段の石段を登りきるとパワースポットとしても知られる奥社にたどり着きます。折角ですから、ぜひ参拝しておきましょう。金比羅山のふもとには、地元のお土産や工芸品をのお店や、アイスクリーム屋さんやうどん屋さんがたくさんあります。うどん、ネギ、生姜のアイスクリーム「かまたまソフト」がおすすめです。見た目からは想像できない美味しさですのでぜひお試しを!金比羅山で撮影したYouTubeビデオを見るには、ここをクリックしてください。
香川県の琴平町には現存する日本最古の歌舞伎劇場「旧金毘羅大芝居「金丸座」」があります。劇場公演は年に数回の上演となっています。公演が無いときは入場料わずか500円で、楽屋、クローク、ステージ下、エントランスなど劇場全体を散策できます。管理が行き届いた清潔な劇場の中を拝観していると、昔ながらの伝統的な歌舞伎の世界の中にも入っていけそうです。
人口約50万人の高松ですが、ナイトライフがとても魅力的なのには驚かされました。日本最長の屋内ショッピングアーケードで知られる高松の街並みはとてもモダンで活気にあふれています。高松市内には、お酒を飲みながらマジックショーが楽しめるマジックバーや、美味しいジャマイカ料理もいただけるレゲエバーなど、個性的でユニークなバーがたくさん営業しています。ほとんどのバーやレストランは午後7時前に特別プロモーションを展開していますから、早めに出かけるとお財布に優しいナイトライフが楽しめます。私たちのお気に入りのバーは親しみやすい人柄が印象的で、しかも日本酒にとても詳しいカップルが経営するこじんまりとして居心地の良いお店です。
毎年、大勢の人々が全長1200キロメートルにも及ぶ四国八十八ヶ所の巡礼の旅に出ます。徒歩の場合、全行程は平均で6~8週間はかかります。巡礼に起点はなく、巡礼者はどの寺院からでも旅を始められますが、すべての寺院や仏堂を巡らなくてはなりません。寺院のすべてまたは一部を徒歩で巡礼することは自分を見つめ直す機会ともなり、世俗の煩悩が少なくなって日常生活への不満も軽くなると言われています。
香川県内には四国八十八ヶ所巡礼の88の寺院のうち23の寺院があります。私たちは四国八十八ヶ所の第84番札所として知られる屋島寺を訪れその景観や厳かな境内の雰囲気を楽しみました。屋島の南嶺に位置する屋島寺は高松市にも近く、車でも徒歩でもアクセスできます。屋島展望台からは高松市と周辺のすべての島々を一望できる素晴らしい眺めが楽しめます。
車での長旅の途中では温泉や銭湯も楽しみの一つ、シャワーやお風呂でのリフレッシュも大切です。そんなわけで温泉や銭湯にはちょっとうるさい私たちが香川県で一押しの温泉は高松の南にある仏生山温泉です。温泉はモダンな雰囲気で、内湯と露天風呂があります。入場料は700円ですが、それだけの価値はある静かな環境と清潔な施設が魅力的なお気に入りの温泉です。