色々な場所を旅していて良かったなぁと思うことの一つに、食べたことがない地元の美味しい食材や料理を食べられることです。日本の最北端に位置する北海道は、新鮮な魚介や乳製品、野菜が豊富にあり、癒されたいときや、自分へのごほうび旅行にぴったりな場所です!
私たちは2020年の夏、北海道を約4週間かけて旅をして地元の美味しい食材や、そこでしか食べられないような料理をたくさん食べてきました。私たちが旅をする中で、地元の名産品を食べるのがお決まりコースなのですが、北海道は私たちの期待を大きく上回ってきました
今回のブログでは、私たちが滞在中に食べた北海道の絶品料理13品をご紹介します。
観光名所の小樽は漁場としての長い歴史から、お寿司屋さんが年々増え、現在では100店舗以上もある港町になりました。1980年代から、長さ200メートルほどの通りが「小樽寿司屋通り」とよばれ、現在でも観光名所として有名です!
日本の昆布の9割がここ北海道で収穫されており、その北西部に位置する利尻島は良質な昆布の名産地として全国的に知られています。ここの昆布がとても美味しい理由は、シベリアからミネラルたっぷりの海氷が流れてくるからです。
利尻昆布は天日で乾燥させており、他の昆布よりも甘みと塩味があって硬いのが特徴です。だし汁を取ったり、お茶会で出されるような料理に使われています。
私たちは利尻島でキャンピングしている時に、こちらの昆布を地元の人からいただきました!豆腐を入れたうどんの昆布出汁として使ったのですが、格段に美味しさがアップしました。
利尻島で利尻昆布を食べている動画もあるので是非チェックしてみてください。
夕張メロンは高級食材として有名で、なんと2017年のオークションでは2個700万円で落札されたほどです。シャンパンや神戸牛と同じく、北海道の夕張地方で生産されたものしか「夕張メロン」と名づけることが出来ません。なぜここまで高い値段になるのかというと、その秘密は甘さにあると言われています。
そんな高値で売られているメロンもありますが、普通の人でも買える値段の夕張メロンも存在します。メロンの時期真っただ中では、地元のスーパーに880円で夕張メロンが丸ごと一つ売られている所を見かけました。
ただでさえ甘くて美味しいメロンではありますが、甘いものが大好きな人には、富良野近くの「ポプラファーム」にある夕張メロンのアイスクリームトッピング付きもめちゃくちゃオススメです!
夕張メロンを実際に食べている下の動画もチェックしてみてください!
北海道東部の根室沖で獲れる花咲ガニは、タラバガニに似ており、身は小ぶりで甘みが強く、メスの卵がとても美味しいことで知られています。
甲羅の幅(甲幅・甲長ともに)は約15cm前後で、地元根室には新鮮な花咲ガニを手頃な価格で販売しているお店がたくさんあります。花咲ガニは他にも、北海道周辺の魚市場で見つけることができます。
帯広市は、周辺で良質な小麦や乳製品、砂糖などを生産していることから、スイーツの王国として知られています。帯広の市内には、地元の食材を使ったスイーツショップがたくさんあるので、私たちのようなスイーツ好きの人は近くに来たら、ぜひ立ち寄ってみてください!
私たちが帯広滞在中に訪れたスイーツのお店をご紹介します。
六花亭 帯広本店:こちらのお菓子屋さんは全国展開しており、北海道・帯広の店舗が本店となります。ここの有名なお菓子は「マルセイバターサンド」です。やわらかい六花亭オリジナル小麦粉のビスケット2枚を使い、北海道産バターとレーズン、ホワイトチョコレートをミックスした具を挟んでいます!この組み合わせが本当に美味しかったです。「賞味期限3時間」で知られる帯広本店の限定商品「サクサクパイ」というご当地スイーツも提供しています!
柳月スイートピア・ガーデン:北海道開拓時代に丸太切りをする際、三方六寸の薪の形に切り分けることにちなんで名付けられたケーキ「三方六」で有名なお店です。
この場所では工場見学を楽しむこともでき、毎朝9時に三方六の切れ端を格安で販売しているそうです。私たちが行った日は、すでにものすごい行列ができていたので、お買い得の切れ端を買いたい方は最低でも開店の30~45分ほど前に行くことをオススメします!
北海道十勝帯広の洋菓子店「クランベリー」:帯広の中心部にありスイートポテトで有名なお店です。 こちらのスイートポテトは1つ1つ重さで値段が決まっていたので、私たちはその中で一番小さいものを選びました。スイートポテトの中にカスタードクリームが入っていて、すごく美味しかったです。
大福亭 弥生通り店:こちらの大福屋さんは、私たちのYouTube視聴者の一人に勧めてもらったお店で、期待を裏切らない美味しさでした!季節の大福がたくさん販売されていたので、栗大福とかぼちゃだんごに挑戦してみました。どちらのスイーツも絶品だったので、おすすめです!
スイーツ王国の帯広で撮った動画もぜひチェックしてみてください!
北海道はサケが美味しいことで知られており、毎年8月にはサケ釣りのシーズンが始まります。サケのシーズンに旅行していると、夜明けや夕暮れの時間帯に、河口付近で新鮮な野生のサケを狙っている釣り人をよく見かけます。
釣りがあまり好きではない人でも、北海道のほとんどのスーパーやレストランで、お手頃価格のサケを購入することができます。せっかくなので、釣ってきたサケで北海道名物「鮭ちゃんちゃん焼き」を作ってみました。もし機会があればぜひ作って食べてみてください!本当に美味しかったです。
「鮭ちゃんちゃん焼き」を作っている動画もあるので、よかったら見てみてください。
モンゴルの歴史上で有名なチンギス・ハーンの名を冠した北海道の郷土料理です。野菜や麺と一緒にグリルプレートで焼いた後、美味しいタレをつけて食べます。
チンギス・ハーンの名前がついた理由は、羊肉を焼くときに使うグリルプレートがモンゴル兵の帽子のように丸みを帯びているからだと言われています。また、ラム肉は昔からモンゴルの肉というイメージがあったようです。現在も、北海道以外の地域ではメジャーではない印象がありますよね。
北海道は日本最大の牛乳の名産地なので、多くの乳製品があり、中でも特に有名なのがソフトクリームです。北海道の各地では、それぞれ特色のある美味しいソフトクリームが販売されています!
私たちは色んな味のソフトクリームを試すのが大好きで、今まで食べた事のない味に出会えた時はいつも嬉しくなります!私たちのお気に入りは、小樽市にある牛乳屋さん直営のソフトクリーム店「小樽ミルク・プラント」にあるニューヨークジャンボサイズのぶどう&ヨーグルト味のソフトクリームです!
「小樽ミルク・プラント」に訪問した時の動画はこちら。
濃厚な味噌ベースの札幌ラーメンを食べずして札幌グルメを語ることはできません。1950年代に北海道で考案されたラーメンで、雪の厳しい冬にぴったりだと言われています。
札幌市内では「すみれ 札幌すすきの店」と「らーめん信玄」に行ってきましたが、個人的には「らーめん信玄」のスープが濃くて好みの味でした。
札幌のラーメン屋さん2店舗の様子を動画にしたので要チェック!
ハセガワストアは函館市内に14店舗を展開するコンビニエンスストアです。やきとり弁当が有名なのですが、なんとお肉は豚を使っています!北海道の道南エリアでは、一般的に「やきとり」というと豚肉のことを指します。
やきとりは注文してから完成までとても早く、ご飯も下にしいてあり、上から絶品のタレがかかっていました。健康に気を使いたいなら、野菜スティックも一緒に購入することが出来ます!
こちらが函館のハセガワストアに訪問した際の動画になります。
釧路市にある釧路和商市場は、北海道にある三大市場の一つで、「勝手丼」と呼ばれる海鮮丼が名物です。
市場の入り口付近で白米や酢飯を購入してから、新鮮な魚介類を注文することができます。海鮮丼のネタの選択肢が多いので、自分が食べたいものがきっとあるはずです!
釧路和昌市場で撮った動画もぜひチェックしてみてください。
知床半島の「道の駅 知床・らうす」で食べられる名物料理です。黒ハモ丼は様々な北海道グルメの中でも特にお気に入りで、知床半島に来たら絶対に外せない一品です!
知床半島で「黒ハモ丼」を食べている様子を動画でチェックしてみてください。
北海道は日本一のウニの産地として知られていますが、利尻島で獲れるウニは利尻昆布を餌にしているため、その品質はトップクラスと言われています。
ここのウニは嫌味もなく、とっても濃厚な味で、よくご飯の上にのせて食べられています。決して安くはありませんが、北海道のウニは希少な食材です!絶対に食べる価値はあります。「利尻町立 ウニ種苗生産センター」では自分だけのウニを捕ってから割って食べることもできます。
北海道産のウニを食べてみた動画は下からチェックできます!
北海道は本当に食の楽園のようなところで、甘いものが好きな人も、お肉が好きな人も、海鮮が好きな人も、どんな人でも食べてみたい食材や料理がきっとあります!
私たちはキャンピングカーで北海道を旅し、様々な最高の料理を堪能して、今まで体験したことのない4ヶ月間を過ごすことが出来ました。
今回のブログが、北海道での美味しいもの探しのヒントになれば幸いですし、訪れた際にはぜひご自身でもこの感動を体験して欲しいです!