自由と冒険に溢れた最高の人生を大切な人と過ごしたいあなた。バンライフにチャレンジしませんか。毎日美しい景色を眺めながら、美味しいものを食べて、一生の思い出を大切な人と一緒に作れますよ。いい事ずくめで夢のような生活ですが、狭いバンの中で24時間365日一緒に過ごすと、どんなに仲の良いカップルでも問題は起きてしまいます。道端でさようならをする悲劇を避けるため、カップルでバンライフを快適に過ごすための10のアドバイスをご紹介します。
バンの中で生活していると、24時間365日一緒に過ごすことになりがちです。一人の時間はどんなカップルにとっても大切です。リラックスし、今の自分に感謝し、自分自身を見直す時間はとても大切です。離れて過ごす時間の長さはあまり問題にはなりません。10分でも丸1日でも構いません。とにかく一人の時間を持つことが大切です。これで二人の関係が確かになり、無用の口論も避けられます。
私自身は、どちらかがカフェに出かけて仕事をし、もう一人が車内で仕事をするのが、2人の良い関係を保つ一番バランスの良い方法だと感じています。散歩したり、運動したり、一人で本を読んだりするのも良いリフレッシュになります。別々に過ごす時間を持てば、一緒の時に話す話題も増えますし良い事ずくめです。
長い旅に出る前に、バンの中でとりあえず一緒に暮らしてみて、うまくやっていけるか確かめるのもおすすめです。狭いスペースでの共同生活は実際にやってみると思ったほど簡単ではありません。1~2週間の予行演習で、長旅に出る前に細かい問題を解決してもおけます。収納スペースが十分なのかとか、実際に生活してみて支障はないのかとか予行演習で実際に経験しておくことは大切です。
バンライフにはたくさんの雑用がつきものです。一人が雑用を全部こなして不公平だと感じないよう、日常の雑用を公平に分担するようお勧めします。例えば、私たちの場合、ショウタがゴミ処理やガソリン調達の係で、ルースが洗濯や食料品の買い出しをしています。他にも、料理やベッドメイキング、掃除なども分担しましょう。
長旅でのエンジントラブルは最悪です。ずっとバンで同居しているパートナーとの喧嘩の原因になるかもしれません。できるだけ性能の良いバンを用意してください。エンジントラブルなどの車絡みの面倒がなければ、ずっと一緒に車内で同居するパートナーと仲良く過ごせる時間も長くなります。できるだけ状態が良く高性能のバンの購入をお勧めします。
バンで長旅をして、いつも次の目的地へと移動する毎日を、ストレスに感じてしまうことも時にはあります。ガソリンがなくなった、条件が悪い宿泊場所を選んでしまった、歯磨き粉を買い忘れたなど、何かがうまくいかないのをパートナーのせいにするのは簡単です。でもそれでは何も解決しません。イライラしてお互いを責めるのは止めて、自分たちがチームだと再確認してお互いに協力して解決策を見つけましょう。
狭い空間で同居するのですから、就寝と起床のタイミングを同じにすれば、人間関係のイライラを減らせます。夜遅くまで音楽を聴いたり灯りをつけて読書をすると、早く眠りたいパートナーに迷惑をかけてしまいます。早起きしてコーヒーや朝食の用意をしたいのに、相手がまだ寝ていてベッドが邪魔でキッチンが使えないのも喧嘩の原因になってしまうかもしれません。
お互いに自分専用の収納スペースを持つのも大切です。相手の邪魔にならずに服や洗面用具を取り出せると、狭いスペースで共同生活をしているからこそのイライラを減らせます。持ち物をバンの中に適当に置かず専用の収納スペースにしまって置くことが大切です。小さなスペースに持ち物をまとめておけば、お互いに相手に面倒をかけることも少なくなります。
長距離の運転は本当に疲れます。どちらか片方がずっと運転をしていると消耗するし、自分だけが面倒な仕事を全部やっていると感じてイライラするかもしれません。運転時間は必ず半分づつにしなければいけないわけではありません。例えば8対2ぐらいの分担にしても、長時間の運転から解放されてリラックスして景色を楽しむ時間を持つことができます。
日常生活の中でカップルが口論になる問題の一つがお金です。ガソリン、食料品、温泉、外食、アクティビティなど全ての経費を毎月15万円に抑えると決めて、お互いに協力するのはとても良い目標になります。こうすればどちらかが無駄遣いをすることもなくなりますし、お金が原因の口論も無くせます。
旅をしていると、バンライフを楽しんでいる人たちに出会うことがあります。バンライフを楽しむ仲間ですからほとんどの人たちがとてもフレンドリーで、どこに行ったか、次にどこに行くかなどの話をするのが大好きです。隠れた素敵なスポットを教えてもらえるかもしれません。同じ趣味を持つ仲間とおしゃべりしたり、ビールを飲んだりして過ごすのはバンライフの大切な楽しみの一つです。